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伝承

チェルシー「常識的に考えて、20年前と同じなんてーあるわけないじゃないですかー。あはははは。」
乾いた笑いが響きわたる。
まったく変わっていないことにびっくりー。している受付嬢。
レッシュ「よく似たひとですねー。」
トーエン「ガルブレイスに会いたいんだがー。」
受付嬢「その方は、今はここにはいないのですがー。(おどおど)」
トーエン「どこにいるのですかねー。」
受付嬢「さーてー。どこにいるんですかねー。(;^_^A (がくがくぶるぶる)」
レッシュ「何方かご存知ありませんか?」
受付嬢「さーてー。どこにいるんですかねー。(;^_^A (がくがくぶるぶる)」
どたばたどたばたと衛兵がやってきます。
衛兵「ほーらー帰った帰った。ここは、お前らのくる場所じゃない書いてあるのが見えなかったのか?」
レッシュ「人を探しにきているのですが~。」
トーエン「ガルブレイスの居場所を教えてくれれば、帰る。」
衛兵「「この者、ここに立ち入ることを禁ず。」と看板に書いてあるだろー。さー出て行った。」
レッシュ「同じわけないじゃ~ないですかー。」
トーエン「この看板は、いつからこころにあるの?」
衛兵「20年前からだ~。」
トーエン「この顔が20歳年取った顔か?とってないだろー。」
衛兵「エルフだろう。」
チェルシー「どう見ても人間~。」
衛兵「そうじゃなきゃ~魔法の薬で若返りでもしたんだろー。騙されないぞー。」
チェルシー「そんな魔法ありません。」
傍らには、「美顔の魔法薬の製法教えます。」なんて本を抱えたおばさんがうろうろしている。
トーエン   「魔法が使えるなら~もっとー違う顔になるでしょう。」
チェルシー「彼らの息子や娘とか、考えないのですか?」
衛兵      「問題を起こした奴の子は、やはり~問題ばっかりだろー。」
衛兵     「戴冠式やら~いろいろとイベントがあるというのにー問題を持ち込むんじゃ~ない。(-_-メ)」
トーエン 「問題を起こしてほしくなければー。さっさとーガルブレイスを連れてこい。」
衛兵     「それって脅迫ですね。」
巻物をかかえてやってくる書記官
書記官     「伝承によると冒険者ではなくてー、冒険者崩れのごろつきがよくやる手口と聞いています。」
トーエン 「我等が動くと何かと揉め事がおきるもんでー。そっちが動いてつれてきてくれると楽だなー。」
書記官    「屁理屈ごねまくり。それは、悪い冒険者とか、紳士的ではない連中の常套句と伝承にあります。」
衛兵同士で話し込んでいる。
いらいらしてくるトーエン。
トーエン「いい加減にしないとー。町中ひっかきまわすぞー。」
書記官   「伝承によるとごろつきは気が短いとあります。」
衛兵「やはり~そのものどもに関わることは巻き込まれる事案が多いので関わる必要はない。」
レッシュ「そいつらー何をしたんですかいー。」
書記官「国家財政破綻の原因。かかわるだけでー債務が急増。他国からの難民が急増。戦争をつれてきたりー。それはーもういろいろなやっかいごとばかりがしょいこんでー人民は困窮の極みにー。あれもってこい。これもってこいとかーわがまましほうだい。つれって行った魔法使いは、だれ一人とかえってこなかったとかー。」
トーエン「一人も帰ってこなかったとー。その伝承は嘘じゃん。」
衛兵「やはり~本人のようですね。」
チェルシー「ガルブレイスの居場所さえ教えてくれればー。それでーいいんでー。そうしたらーささっと出て行きますのでー。」
衛兵「それは、戴冠式の後でー。」
チェルシー「そんなことを言われても困りますー。」
トーエン「ガルブレイスの弟子でいいですー。」
衛兵「それはーギルドマスターですけどー。」
トーエン「じゃ~そいつを呼んでー。」
衛兵「忙しいので合うつもりはないと。」
トーエン「じゃ~こっちから行きますけどー。」
書記官   「伝承によるとごろつきは、気が短いとあります。そして、すぐに暴走するとー。」

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