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臨機応変

一段1m程度の階段である。
その入り口は二つある。
奥からは話声がしている。
チェルシー「なんだかーわからんです。」
レッシュ  「エルフぽいけどー。行ってみるのがー吉かと。」
チェルシー「絨毯で降りていくのは、音はしない。」
近場から降りていくと巨人が仁王立ちしているようだ。
レッシュ「どうやら~彫像ではなくてー本物のようだ。」
こっちらを睨みつけている火の巨人(6m程度)
巨人は燃え上がる髪、燃え上がる剣をふつーに持っている。
トーエン「こんちわー。」
火の巨人「人間がこの屋敷に何用だ?」
トーエン「ビスターくんに用事があってねー。エルフのビスターくんだよー。」
火の巨人「そんな奴いたか?」
トーエン「ひょっとしてその名前は、つかっていなくてーもう変えているとかー。」
火の巨人「面倒くせなー。なー。」
トーエン「元聖騎士で堕落した奴なんだがー。」
巨人が考えている間に近づこうとするが、城の中には蒸し暑くどんどん気温があがってくる。
トーエン (対火の魔法の道具で万全なので、関係ないよーって思っている。)
ふよふよと近づいている。
火の巨人「なんだ~おまえはー。」
トーエン「骨の指輪をしているエルフの聖騎士だったやつだー。」
火の巨人「そんな奴は知らないなー。」
トーエン 近づいて、錫杖で殴るが、大空振りしてしまう。加速の魔法の効果で二度目の攻撃をするが、まったくかすりもしない。
火の巨人「姑息な人間だなー。」
部屋の奥には、大きな巨人サイズの椅子があるが、そこには空っぽである。
椅子の周囲には、ドローエルフが5人話しこんでいた。そのドローエルフ達は、一斉に冒険者のほうを向くのであった。
ドローエルフ達は、一人をかばうように密集陣形を組む。
レッシュ「勝てる気がしない。」
さらにもう一人の火の巨人が部屋の奥から、ずしんずしんとやってくる。
火の巨人2「なんだい。なんだい。」
チェルシー「戻ろう。戻ろう。」
トーエン「撤収だ~。」
レッシュ「間違えてしまってーごめんなさいー。」
慌てて、屋上へもどる冒険者達。
追い掛けてきたら、射る準備を即座にする冒険者。
火の巨人2「なんだ~あれ~。」
ドローエルフ1「いきなりの敵襲まずいです。」
ドローエルフ2「速やかに後退を。」
ドローエルフ3「大使をお守りしないとー。」
ドローエルフ1「敵襲だ~敵襲だ~。」
ドローエルフ2「それってー遅いのではー。」
ドローエルフ1「だったら~自分でやれよー。まったくー。」
耳を澄ませる冒険者達。
ドタドタばたばたという足音がするが何も上がってくる気配はしない。
トーエンいきなり、奈落の籠手で砦を殴りつける。
ゴゴ~~と音を立てて、この棟がぐあんぐあん揺れているのだけがわかる。
トーエン「とりあえずーまーなんとか使えるのかなー。」
別棟がいきなりゴゴ~~と音をたてて、上がってくる。
トーエン(?_?)
静かになってから、準備をして再び降りていく冒険者。

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