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うろうろ

トーエンが降りていく。
部屋の中央には大きな魔方陣が描かれている。
その周囲を頭部が髑髏で胴体は、白骨の蛇という骨だけのものがぐるぐると体をくねらせながら回っている。
カタカタと音をたてているが、なにごとかの詠唱だけがしている。
綺麗に食べ終わった鰻のようなものである。
白骨ナーガというものである。大きさは3m程度。
壁際には立像が四体ある。
トーエン 立像はドローエルフのマジックジャーの入れ物なんかじゃないかと推測している。
階段の踊り場に実体化するトーエン。
レッシュとチェルシーに出てきてもらう。
トーエン「あの像がマジックジャーの入れものじゃ~ないのかな。」
レッシュ ぶつぶつと呪文を唱える
音をたてて崩れ落ちる立像。
甲冑は朽ち果て、肉体は塵となっていく。
どうやら、すでに死んでいた巨人の亡骸だったようだ。
妄想は、大外れということです。
そによって、気配を感じた白骨ナーガが近寄ってくる。
ナーガ「何故、生きている人がここに立ち入る?」
トーエン「ドローの司祭を探している。」
ナーガ「そのようなモノは、ここにはおらぬ。」
トーエン「上から降りてきたら、ここではないのですか?」
ナーガ「ここではない。向こうだ。」
トーエン「ならばー向こうから転移したということですかねー。」
ナーガ「そんなのは~知らぬ。」
トーエン「そうでしょうね。ところで~貴方は何を?」
ナーガ「忙しいので邪魔をするな。」
トーエン レッシュの呪文でナーガの強さを計ってほしいと無理強いする。
レッシュ「かなり手強いけどーなんとかーなるじゃ~ないかな。」
ナーガ 冒険者なんぞは、おかまいなしでくねくねと体をくねらせながら、周囲を回りはじめる。
レッシュ ぶつぶつと呪文を唱える 場所に静寂をしかける。
トーエン 剣を構えて、階段を降りてきりかかる。
トーエンの斬撃 にも、ものともしない骨だけのナーガ。
ナーガに凝視されて、トーエンの目につきがあやしい。
チェルシー「トーエンの目が死んでる~。これはニートな眼力だ~。」
チェルシー魔方陣を消そうとするが光っているので、何も効果がない。
チェルシー「なんか~考えるもいやになってきたー。」
ナーガに凝視されて、チェルシーの目につきがあやしい。
いたずらに時間だけが流れていく。
なんとか力で押し込み袋だ叩きにして、なんとか
骨を粉みじんに粉砕す。
何も得るものはなく、仕方なく 下へと降りていく階段をみつけて、降りていく。
降りていくとその階段の先には、落とし格子がありその向こうには
サラマンダー下半身は蛇、上半身は人型、顔はドラゴンという火の精霊系のモンスター
そのサラマンダーが三体で回転砥石を使って武器を研いでいる。
火の巨人も混じって作業をしている工房である。
その背後は大きな広間になっている。
正面の左手には、扉がある。
扉は使わずに、魔法の指輪で壁抜けをして中を伺うが、
そこは前にきた客間である。
広間の残り扉は、この建物の入り口であることがわかった。
冒険者達は、戻って客間の調度品を物色することにする。
巨人サイズではなく、人間サイズの調度品なので、そんなにすごいものはない。
いい陶器の食器はある。
客間には、転移の魔方陣がある。
チェルシー「すんごいモノなんか~皆無ですー。」
トーエン「がっかりー。」
チェルシー「魔方陣が五つあった部屋は、パスしてきたよねー。ドローエルフも何人いたしー。」
トーエン「じゃ~そこに戻ってみよう。」
チェルシー、レッシュは楯の中の秘密の小部屋入って、トーエンは魔法の指輪で壁抜けをしつつ、他の部屋と向かう。

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