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空飛ぶ幽霊船

「もういやだー。」
と叫んで逃げようとしますが、足枷がされているので、立ち上がることもままならず、ただモガくだけという状態。
チェルシー「この深夜に逃げ出すのはー危険だ。」
レッシュ「熊も狼もこの周辺にはいるよ。丸腰でいくのは保証できない。」
捕虜たちの悲鳴
チェルシー「町がどこにあるのか?皆目わからない。」
捕虜たちの悲鳴
トーエン「悪魔も逃げちゃたぞ。そろそろ吐いたらどうだ。」
「はてさてーなんのことやら~さっぱりわかりませんぜーだんな。」
トーエン「客人と読んでいた悪魔がいたでしょう。」
捕虜たちは、ちんぷんかんぷん という顔をしている。
トーエン「司令塔にいた方達ですよね。客人を送り届けると言ってましたよね。」
捕虜たちは~あーーってな顔をしている。
やっと思い出したようだ。
トーエン「叫び声がして~行きたくない~とか、愚痴ってましたよね。その悪魔も逃げ去りましたよ。いい加減あきて、かえってしまったのは知らないけどね。どこに向かっていたぐらいは、教えてくれてもいいんじゃないかな。」
「西方の空の高くってことかな。」
トーエン「操っていたわけだしー。もうちょっと細かく解説してよう。」
「西方の高みだねー。」
トーエン「そんなんわかるのかよー。北にも真西にも山脈あるでしょう。どっちなんだよー。」
「行けば見えるしわかると指示されたのだ。」
レッシュ「ドワーフの空飛ぶ城ってどうしたんだっけー。」
チェルシー「ノーム達に拾ってもらったら?」
トーエン「じゃ~もう暫く捕虜でいてくれるからな。」
捕虜達 絶句
トーエン「食事もできたしー。いいではないか?」
チェルシー「こんなに厚遇される捕虜はいないんだぞー。
墜落した容器、その周囲にはタールがぶちまけられている場所
闇夜に真っ黒な地面に無謀にも突撃していくトーエン。
エリー「どうしたの?おかしくなったのー。」
足をとられて、なにも進まない。
さらにどんどん沈んでいく
レッシュ「明日にすればー。」
トーエン「ちくしょー。」
撤退することにする。
交代で歩哨に立ち、休息と睡眠を冒険者達。
翌朝 
28日
粥をむさぼり食らう 冒険者と捕虜達
エリー「毎日おなじものー。食事した気がしないー。」
疲労困憊のトーエン
朝も早くお祈りをした後から、ぶつぶつと呪文を唱える。
タールが、広がっている場所では、魔法は検知することができなかったが、巨人の死体から、魔法の残留物があることが判明する。
トーエン 汚染物質といっても灰や炭化した物質がほとんどではある。
灰にまみれながら、ぐちゃぐちゃとかきまわして、作業をしている
トーエン 紫色の水晶を発見し、そっと摘んでしまい込む。
トーエン「ノームの空中空母に合流したほうがいいのかな。」
ぼろぼろの帆船が空を飛んでいくのが見えます。
「空とぶ幽霊船」です。
トーエン「追撃です~。」
皆で空飛ぶ魔法の絨毯に乗って追いかけるが、まったく距離が縮まりません。周囲には、小さな赤竜が何匹も飛んでいるのが見えます。
トーエン「断念。」
どんより曇空を突き進む空飛ぶ幽霊船。
トーエン「巨大な紫水晶が放置したままだし、心配だから~いったん 空飛ぶ城のところまで戻ろう。」
空飛ぶ魔法の絨毯で、戻る冒険者。
その日の夕方には、あるべき場所まで戻ってくる冒険者達。
しかし、がれきの山はあるが、空飛ぶ城塞の姿は皆無である。
レッシュ「崩落した残骸には、量が少なすぎるように思うが~。」
トーエン「建物の残骸が皆無ってことは、建物はもとあるべき場所に戻ったということか。」
地上には、ドワーフ達の姿は皆無。

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