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再会

12月5日
元バインダンゲルだった場所である。
草が生い茂り、それも枯れてしまっている。
神殿だった場所を枯れ草が多い隠している。
中央の窪地には、未だに炎が燃えている。
窪地にある死体の人脂で火が消えないようである。
塔はことごとく破壊されている。
集落や住居の姿は、もう確認することは難しいぐらいである。
12月17日
島の浜辺で一息
野営していると
死せる王「こんな~ところで何をしているのか?旧友よ。」
びっくりしないトーエン。
死せる王「まったく動じないか。」
トーエン「悪魔が紫水晶を携えて、巨人の城に向かったきで、これからかち割りにいくとこなんですよ。」
チェルシー「でも~ここいらまで来たけど見失ってしまってー。」
死せる王「それは~向こう ちょっと北の山脈の裏手だな。健闘をいのるぞ。」
トーエン「貴方こそーなんでーこんなところに。」
死せる王「この辺りはんいいぞ。そんなに寒くもなくてー。」
チェルシー「バカンスか?」
死せる王「最近は、この辺りに住まいを定めたってことぐらいか。乗組員それもドワーフ族が虐殺された巨大な船を手に入れてね。これがなかなかいいものだったのだ。」
トーエン「そのドワーフ達は、技術も継承しているんですか?」
死せる王「それがまったくだめなのだ。頑固なだけで、あまり命令をきかないというか、無視するというか~。そんなに素直な奴ではないのだ。余が王であることすら理解できないのではないか?と思うほどなのだ。昔のことを聞いても、よくわからとか言うし、脳味噌たれてきてるのではないかと思うほどだ。」
トーエン「動く死体ってそんなもんでしょう。うーとか言ってるだけでしょう。時間があるのでしたら~いっしょにいきませんか?ちょっと巨人ども滅ぼしに~。」
死せる王「善人といっしょに仕事はできぬ。」
給仕係が茶をもってきてもすぐそばでいきなり灰になってしまっている。
むなしく、地面に散乱している。
死せる王「部下達の体がもたんよ。」
おもむろに木箱を取り出す。
中身は、悪魔を倒した戦利品が雑多に放り込んである。
トーエン「どうです。」
と中身を見せる。紫水晶やら、悪魔のもっていた曲刀が6本・・・・。
死せる王「力 魔力の源泉にはいいかもしれぬ。」
トーエン「これ使えないんで、何かと交換してくれませんか?」
死せる王「いやいや使えるだろう。」
トーエン「ほんとに使えます?」
死せる王「それは、貴殿の精進次第であろう。」
トーエン「使いたいわけではないのですよ。」
死せる王「是非、使いこなしてほしいものだ。我らの側に是非きてほしいものだ。」
トーエン「いや~~~。絶対いや~~~。それだけは絶対にいや~。」
死せる王「茶をもってきた給仕係も粉みじんになっておる。」
レッシュ「なんでだろー。」
トーエン「おまえのせいだ~。」
レッシュ「え~~。なんでだろう。」
トーエン「いきるのが分かっているのだがら~ドワーフにお茶とか持ってこさせない。」
死せる王「余の心配りぐらいは、分かってほしいものだな。」
トーエン「何かいりませんか?」
死せる王「その紫水晶は、ほしいかなか。」
トーエン「それは、ちょっと無理~。できれば、これを短剣とか何か加工してくれるとありがたいのですよ。これ、ドワーフがふれるとどうなってしまうのですかね。」
死せる王「魂は、ここにはない。しかし、最後の命の力を吸い取られてしまうので、塵になってしまうような感じがする。」
トーエン「加工して、刺されば必ず殺せる短剣。」
レッシュ「邪悪~。」
死せる王「尽きないマグカップならあるぞ。」
レッシュ「つまんねー。にたようなものなら、すでに持ってる。」
トーエン「これから行く強い巨人って種族は何?」
死せる王「嵐の巨人がいるらしいぞ。」
トーエン「いっしょに行ってくれるかな。」
死せる王「巨人以外にもいるから~同行することは無理だな。」
レッシュ「ほかに何がいるのですか?」
死せる王「巨人よりも大きい奴がいるのだ。」
チェルシー「嵐の巨人がどのくらい大きいのですか?それがわからないのです。」
死せる王「建物ぐらいの大きさになってしまうから、かなり大きいと思うが~。」
トーエン「たち悪いなー。」
レッシュ「この籠手は、修理することはできないのでしょうか?」
死せる王「製造した人に修理してもらうことが一番であろー。」
レッシュ「作った人はどこに?」
死せる王「それを余に質問されても、答えるすべをしらぬ。」
トーエン「この籠手で紫水晶にふれるとどうなると思います?」
死せる王「それを余に質問されても、答えるすべをしらぬ。今やれば、結果はすぐにでるのでないか?」
レッシュ「直接ふれなければなんとかなるのでは?」
チェルシー「網に入れて、振り回せばいいんでない?」
トーエン「網ありませんか?」
死せる王「そのようなものは、市場なり人間の営む店で買ってくるのがよかろう。」
トーエン「今すぐ試したいだけなんですよ。」
レッシュ「杖の先になんとか固定できればいいわけですよ。」
死せる王「ならば、ドワーフ族の工具 やっとこや挟む道具のたぐいがあるので好きに使えばよかろう。針金で固定すればよかろう。」
棒きれの端に針金で紫水晶をしばりつけただけの錫杖ができあがった。
*固定方法はかなりいい加減である。使用時は、それなりの判定が必要。
トーエン「では、お礼にこの壊れた武器をあげましょう。」
死せる王「余に壊れた武器だと~。」
「熔解してしまえば、材料として使えます。」
チェルシー「何の材料に?」
「地獄で鍛えられた鉄というのは、なかなか地上にはない。」
トーエン「ならば~何か加工するのですか?それなら~この水晶の柄の部分を作ってくれよ~。」
「それ仕事ですね。」
「製作しても、人間がもてるのだろうか?」
トーエン「報酬ならば~ちゃんとー支払うよ。」
「何をくれるのか。」
トーエン「それは、壊れていない剣。」
「え~~~。使えねー。あんまりうれしくないねー。」
「曲刀なんか~使わない~。」
「斧に作りかえろー。」
「地獄で鍛えられた鉄なんだろー。もっといいもんにできねーのか?」
「なんでも切れるとか~。」
「火を加えて打ち直して大丈夫なんけー。」
「やってみないとわからん。」
「すんごい邪悪なんじゃ~ないのか?」
「打ち直してふつーの鉄にもどったりなんかしちゃったりしてー。」
トーエン「クリストバライトの屑なら~沢山あるけどー。」
「そんなもの、あっちこっちにあるぞい。」
トーエン「え~~~。まじかよー。」
「方珪石なんてー水の浄化とか、セシウムの吸着除去ぐらいにしかつかえん。」
トーエン「悪魔呼んで、作らせたとか~でっかいから意味があったんですかね。」
「方珪石なんてー強度が低い~。」
トーエン「かなり破壊された~~。」
痴話話については、まったく親展がなく、小手先で錫杖を作り上げる。
その場は分かれることにする冒険者達。
三週間後に山脈から天空へと伸びる蔓が伸びている場所を発見する
山脈を空から観察するも建物が廃墟しかないこと
が確認できただけだった。
トーエン「かなり昔のことだったようだ。」
時間をかけて、空飛ぶ絨毯でそらの高みへと登っていく冒険者達

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