« 空飛ぶ幽霊船 | トップページ | 再会 »

悪徳商人

冒険者と商人ががたがたともめているのが見える。
冒険者「悪徳商人~。ぼったくり~。金かえせー。」
商人「嘘はついてないしー。だましてなんかーいないよー。」
地上をうろうろしている奴を捕まえる
トーエン「地上に這い蹲っている人間よ~なにがあったのか説明してくれるかな。」
「浮いていた城がいきなり落下してきて、粉みじんになってしまったのだ。落下した時に巻き添えをくらった犠牲者は何人かいたようだ。」
トーエン「建物がどこかに飛んでいったのを見ていないかな?」
「建物は、突然その姿を消した。どこかに持っていかれたのではないようだ。その崩落している中へ、突っ込んでいったバカはいたようだ。どれだけ、宝ほしかったのか?って感じもするがね。」
レッシュ「これでは追いかけられないねー。」
トーエン「ノームの空中母艦いないかねー。」
なにも返事はありません。
トーエン「どうやら。いないようだ。」
「そんな奴ここにはいないよー。」
「あ~それら、石炭売ってくれ~って奴がきたんだが~。価格でもめちゃって~どこかに行ってしまった。」
トーエン「バインダンゲルに知らないから、行ったんじゃ~ねぇ~か?」
レッシュ「あそこは、ただの廃墟だ。紫水晶もない。」
「城が崩落する前にぼろぼろの帆船が空を飛んでいたねー。」
「そうそう、赤竜も飛んでいたなー。」
「冒険者のチームがいくつも突っ込んで行ったが皆消し炭になってしまった。」
トーエン 仕方なく盾の中の秘密の小部屋から捕虜を7人出す。
「なんだいなんだい。」
「どうしたんだい。」
トーエン「貴方達が操っていたものです。」
がれきの山を指さす。
「うそーーん。」
絶句する捕虜達。
トーエン「まかないの叔母ちゃんや給仕係の人は雇われていただけですよね。」
うなづく二人。
トーエン「元気にがんばってください。」と枷を外す。
絶句す二人。
トーエン「帰りますか?」
「当然です。」
トーエン ちょっとした金貨10枚づつ握らせる。
トーエン「おたっしゃで~。」
とぼとぼ帰途につく二人。
チェルシー「貴様の悪事の顛末は、この有様だー。」
トーエン 撤退しようとしている商人を捕まえて、食料を調達しようとする。塩漬けの肉、魚の切り身 保存食をやすく叩いて仕入れる。
レッシュ「どうするの?」
トーエン「食べるんだよー。毎日毎日 魔法のオートミールじゃ~力がでないよー。まともなものが食べたいんだー。それだけだー。」
レッシュ「塩抜きしないとー。」
「ぼったくり~だぜー。いいのかよー。」
トーエン「なんだってー。」
「良心価格だぜー。」とそそくさと店のテントをたたむ商人。
トーエン「塩漬けの肉よりも塩のほうが多いときたもんだー。上げ底だ~。やられた~。」
二倍速で追いかけて、商人を威圧する。
トーエン「にーちゃん。樽を間違えているようだ。塩の樽と肉の樽を間違えているよ。ちゃんとー肉の入っている樽を渡してくれないとー。」
とぎろりとにらむ。
しぶしぶ 違う樽を取り出してくる。
塩ばかりの上げ底の樽を返す。
物資を補給して、一路西へと向かう冒険者達。
でもゲルミアは、未だ捕虜である。

|

« 空飛ぶ幽霊船 | トップページ | 再会 »

episode-3」カテゴリの記事