« 撤退 | トップページ | 潜入 »

追撃

幕間
「荷物をぶら下げたままは、まずいぞ。」
「荷物をさっささと収納しろ~。」
「えいさ~ほいさ~。えいさ~ほいさ~。」
「ここの滑車なかなかいいっすねー。」
「そりゃ~そうだー。おれ達の作った滑車じゃないからだ。」
「なんとードワーフ達の作ったものだ。」
「えいさ~ほいさ~。えいさ~ほいさ~。」
「この城砦とて、実は、ほとんどがドワーフ族の作ったもんだー。」
「へーーなるほどー。」
「それをうまいこと横取りしたってもんだー。」
「えいさ~ほいさ~。えいさ~ほいさ~。」
「格納作業終わりましたー。」
「あまりの道具の良さに作業もちゃちゃと終わりました。」
「先へ急ぐとしよう。」
11月3日 雨
トロールを処分して、空飛ぶ絨毯で空飛ぶ城砦を追い掛けることにした冒険者。
空飛ぶ城砦は、ふらふらと高みにあがったり、あっちふらふらこっちふらふらと動いている。
突如、北へと進路を変える空飛ぶ城砦。
冒険者達からは逆に迫ってくる感じがするも、いきなりの雨で
絨毯の上ではアタフタしている。
トーエンを残して、他のメンバーは、魔法の楯の中の秘密部屋にいそいそと隠れてしまう。
トーエンの屈強な力では雨に体力を奪われつつもふんばるのであった
*トーエンが、がんばらないと絨毯は墜落してしまいますので。
幕間
「うーー気持ちわりー。」
「作業員が体調不良で皆が持ち場を離れております。」
「それは、気合が足らんからだー。」
「頭痛、吐き気、目眩、眠気,だるさ。筋肉のむくみを訴えています。」
「それは、気合が足らんからだー。」
「さらには、眠気,だるさ。筋肉のむくみを訴えています。」
「それは、気合が足らんからだー。」
「魔法使い達が高度を下げろとわめいております。」
「なんでじゃ~。」
「水温が低いのに沸騰していると喚いております。」
「五月蠅いのー。」
「なんだーこのぬるくてまずい茶はなんじゃ~こりゃ~。」
「料理人も怒っているんですってー。とっとと高度をさげろと。」
「うぬぬぬぬ。」
11月4日曇り
絨毯を操るチェルシー。
なんとか、追いつこうとして、無理をする。
しかし、高度が違って、かなり高みに浮いている城砦。
なかなか高度があがっていかない絨毯。
時間をかけてふらふらとあがっていく冒険者達をのせた絨毯。
大きな土塊の下方にまで追いつくことができた。
土塊からテラスが何カ所か突き出している。
トーエン「最下層にエライ奴なんかーいねー。もっと上だ!」
時間をかけてふらふらとあがっていく冒険者達をのせた絨毯。

|

« 撤退 | トップページ | 潜入 »

episode-3」カテゴリの記事