« 潜入 | トップページ | 秘宝 »

小人

階段は、塔の外壁を沿うように配置されており、途中明かり取りの窓もある。真ん中の区画は部屋となっている構造である。屋上したの部屋を見付けたので、それをちょっと戻ってハンドサインで伝えるチェルシーである。
チェルシー 聞き耳を立てて、室内の様子を伺おうとするが、階下の機械や話し声や騒音が五月蠅くて、聞き取ることができない。
のこのこと降りてくる他の冒険者達。
状況を聞いて、魔法の指輪の力で室内の様子を確認するトーエン。
トーエン「中はかなりのよい調度品のある魔法使いの個室らしいな。とりあえずー無人だな。」
と見てきた話をする。
チェルシー「扉には鍵も罠もあるようだ。無理やりあけると警報がなるようだがー。」
慎重に作業をするがしくじったようだ。(;^_^A
すかさず、魔法の鍵を取り出し、なんとか乗り切る。
レッシュ「トーエンに魔法の指輪で中に入って開けれてもらえばよかったのにー。」
どかどかと部屋の中に入っていく冒険者達。
トーエン「残念、我等の中に魔法使いなんかいないー。」
と部屋の中をまじまじと観察する。
本が雑然とある部屋。
「気球の飛ばし方」「風を読むにはどうしたらよいか?」なんてハウツーものの書籍のタイトルが見える。
チェルシー「どうやら~技術者の部屋のようですなー。」
机の上には、地図があり、エルフ族の集落とかが書かれている。
さらに、エルフ族の集落の場所には、爆撃目標なんてメモがピン止めされていたりします。
トーエン「ふむふむ。爆撃ができる装備があるということだな。」
この部屋には、人ならざるモノ、なんか精霊か小人がいたような気配を感じる。
レッシュ ぶつぶつと呪文を唱えるが何も見えることはできなかった。
トーエン「技術者の部屋に住んでいるものといえば、チックとタックと古今東西決まっておるのだ。」
*「チックタック」作: 千葉 省三 絵: 安野 光雅 1963年の絵本 ボンボン時計の中に住むいたずら小人の二人組チックとタックを参照されたい。
トーエン「小人さん。小人さん。」と話かけても、その姿を見ることはできない。
レッシュ「何かいたようなのだがー。わからないのだ。」
チェルシー「害はないようだがー。」
トーエン「作りかけの靴とかあればー。」
エリー「そんなもの~どこにあるんですかー。」
レッシュ「魔法の書物なんかーあまりないようだー。標準語のタイトルばかりだしー。」
エリー「魔道書なんかーないようです。」

|

« 潜入 | トップページ | 秘宝 »

episode-3」カテゴリの記事