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前進

翌朝
朝食をがつがつ食っている冒険者達。
トーエン「ゲルミアは、従者なんだからーついてこい。」
ゲルミア「え~~~。」
トーエン「改心して、善になりたくなるようなところを見せてやるー。」
門をぬけてほてほてと歩いていく。
まず、大きな牛の死体があり、蠅がうるさく飛び回っている。
トーエン「なんでー死んでいるンだ。殺した覚えはないぞ。」
チェルシー「鋭利な刃物でさっくり切られていて。血が一滴もありません。内蔵がありません。」
レッシュ「キャトルミューティレーションだ。グレイだー。グレイの仕業だー。」
エリー「変なものに洗脳されてますよ。まったくー。」
レッシュ「片足の肉がなく、骨がむき出しになっています。」
トーエン「よし進もう。」
ずんずん進んでいく冒険者達
ゲルミア「いやだー。いやだー。」
ゲルミアをずりずりとひきずっていくトーエン。
レッシュ「これっていきなり起き上がったりしないよねー。」
エリー「ふつーの動く死体だったら~あんたが近寄っただけで、灰になってしまうでしょーに。」
レッシュ「そりゃ~そうだ。」
わらわらと寄ってくる甲冑の戦士たちが10人
かれらは、行く手を遮るように整列して、行く手を遮ろうとする。
前は、大勢いたのに、その数は少なく心もとない。
以前とは違って、ゆの甲冑はかなり錆び錆びになっていて、金属が擦れるのか動きもぎこちないようです。
トーエン「バインダンゲルの戦士たちよ。いったい何があった?」
*キャトルミューティレーションは、UFO教団の妄想にすぎない。ふつーの自然死ですから
戦士「もう限界かもしれぬ。」
チェルシー「いったい何にやられてしまったのだー。」
戦士「取り込まれている。」
どんどん姿が薄くなっていく。
兵士「精気を吸われているような感じがする。」
レッシュ「何に吸われているんだ。」
チェルシー「火炎の魔神か、夢見る石か?」
戦士「どんどん力が落ちている。」
兵士「萎えていく。」
戦士「一人、また一人と同士が消えていくのだ。」
兵士「後ろにどんどん引き込まれていく感じがする。」
戦士「ここから~先へは行ってはならぬ。」
兵士「ならんのだー。」
てんでに話をしている戦士たちだが、すでに二人しかいない。
残りは消えてしまいます。
トーエン「取り込まれてしまうと天界にはいけないのでーいまの内に行ってはどうだろうか?」
戦士「ここから~先へは行ってはならぬ。」
トーエン「神々の黄昏に備えて、戦いの娘といっしょに共闘したほうがいいんじゃ~ないか。」
立ちはだかっていた甲冑の戦士たちは、すべて消えてしまう。
トーエン「よし、先へと進めるようになったな。」
エリー「え~~~。」

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