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子鬼「ものを持ってもどらないとー。しばかれるからな。」
トーエン 篭手を突き出し、邪悪なオーラを全快にしているつもりで
トーエン「誰にいっているのかな。」
子鬼「ご同輩がこの周囲には大勢いるよー。」
トーエン「ご同輩あつかいか~。」
子鬼「棒切れでもなんでもいいから~。なんかくれ~。」
トーエン 薪を一本つかって、怪力でねじくれた杓杖のように無理やり細工をしはじめます。
メキメキ
焚き火に近づけて、ちょっとあぶって焦げ目をつける。
トーエン「これでどうかな。」
子鬼「なかなかいい仕事してますねー。」
大喜びの子鬼たちであった。
戻っていく子鬼たち。
トーエン「総員お越しだな。」
皆をたたき起こすことにする。
エリー「まじねむいんすけどー。」
トーエン「草むらに僧侶が隠れているらしい。」
レッシュ「魔法を使い切ってしまうんですけどー。」
仕方なくぶつぶつ呪文を唱える。
レッシュ「邪悪な奴が草むらに30名程度隠れているなー。遠巻きにこちらの様子を伺っているようだがー。」
エリー「囲まれているわけじゃ~ないよね。」
レッシュ「前衛にはうごめく丘のような草の塊が5体、動く死体が5人、人食い鬼が10匹かな。中堅の僧侶が10人。基本的には密集陣形だな。」
戻ってきた子鬼たちは、報告するも捕まってしまう。
人食い鬼たちにぼこぼこに苛められてしまう。
レッシュ「とりあえず、呪文の準備をしておきますかー。」ぶつぶつ呪文を唱える。
姿を消して、トーエン、チェルシーは相手の様子を伺う。
撤退を始める僧侶たち。
しんがりを勤めるのと前衛であったうごめく丘のような草の塊が5体は、用心深くをこちらの様子を伺っている。
チェルシー「焼き尽くせ~。」
ほとばしる炎が乾燥した草木に燃え移り、あれよあれよと燃え広がっていく。
魔法の効果はなくなり、姿を現すチェルシー。
レッシュ その声を聞いて、またさらにぶつぶつと呪文を唱えはじめる。
チェルシー「まるでーキャンプファイヤーのようだ。」
いくつものヒト形の炎が踊り狂っています。
レッシュの呪文で二人倒れるが、人食い鬼がそれを回収して逃げようとする。
蔦が燃え盛っている。
そこへなんとか割り込もうとするトーエン。
立ちはだかる人食い鬼やうごめく丘のような草の塊しんがり達。
トーエン 地面に籠手を叩きつける。
轟音とともに地面が大きく揺れて、地割れが走り、次からつぎへとしんがり達を呑み込んでいく。
さらに倒れた僧侶を担いで逃げようとした人食い鬼や逃げようとした僧侶まで次々と落ちていく。
生き残った僧侶は、一人だけ。さっさと消えて逃げ去る。
残った人食い鬼やうごめく丘のような草の塊は、てんでばらばらに逃げ出してしまう。
動く死体は、レッシュのオーラで塵となってしまう。
夜はふけていく。
キャンプにもどって、交替で歩哨をたてて、休息をすることにする。
幕間
「やはり~あの籠手をなんとかしないとー。」
「被害は拡大の一途。」
「邪神の手先なんじゃないのか?」
「ならばー我等に加勢してもよかろうなもの。」
「善なる陣営とはとても~おもえぬ。」
「主は、幾度と無く仲間に招き入れようとしたようだがー。」
「ことごとく討ち滅ぼされてしまった。」
「あの籠手は、乱用しすぎである。」
「金属疲労でくたびれてきても良さそうなものである。」
「パズニアの鉄でつくられたモノは、どれほどのモノなのか?」
「同士のドワーフどもの力量によるなー。」
「しかし~もう片方は、アダマンチウムだったはずだがー。」
「それはそれでーなかなか強烈な金属ではある。」
11月1日
だんだんと気温が下がってきています。
チェルシー「紫色の防寒具ならーあるけどー。」
エリー「とっても~邪悪です。」
昨日介抱していた遠征チームは、元気になって撤退していきます。
チェルシー「よかった~よかった~。気をつけてね。」
レッシュ「昨晩の騒ぎでだれも~気がつかないのかよー。」
負傷兵「いや~気にはしていたんですけどー。疲労困憊で~とても動ける状態ではなかったのでー。」
レッシュ「その程度かよ~。」
負傷兵「火が踊り~跳ねていてはー。とても~近寄れない。」
チェルシー「気がついてよかったですねー。皆さんも気をつけてください。」

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