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報酬

トーエン 拾い上げて、話かけるも、何も変化はない。
トーエン「燃やすぞこら~。」何も変化はない。
レッシュが周囲を見ると付近をドーム状の透明の結界にて閉じられている。唯一あいている入り口部分は、生きている石像二体が守っている。
トーエン 杖をいろいろと振り回すが何もおきない。
草臥れた兵士のチームは、テントをたたんで、そそくさと帰還の途について、撤収してしまう。
草臥れた兵士「邪悪な連中にこれ以上付き合うわけにはいかないしー。被害を最小限にしないと~。」
エリー「賢明な判断である。」
近寄り、何かと会話をしようとするトーエン。
トーエン「横のパーティは、もう帰還したようですが,あなた達も帰りませんか?」
とずかずかと野営地のテントに入っていく。
中は、負傷兵ですし詰め状態だったりする。
トーエン「ここにていても~何も改善しない。負傷がひどくなるだけなので、とっとと帰還したほうがいい。」
負傷兵「もう移動することもままならない。」
救護兵「手当てして、維持することでせい一杯ないです。」
チェルシー「我らにお任せあれ~。」
魔法の指輪を使って~復元や修復していく体に、負傷している兵士たちからは、驚きの声があがる。
負傷兵「このジワジワ感で「膝が修復されている」という実感がします。」
手当てをしていると時間だけがどんどん過ぎていきます。
負傷兵「動ける、歩ける、好きなところに行ける。魔法の指輪のおかげですね。」
エリー「魔法の指輪の効果なのでー。ひたすら~待つしかないんですよねー。何もしているわけではないのでー。料理でもしますか。」
気がつくと夜です。煮込み料理もできあがるぐらいの時間が過ぎています。
負傷兵が元気になった時点でその場を離れることにする。
空になっているテントを整理して、居場所を定める冒険者たち。
歩哨の順番決めて、交代しながら休息をとることにする。
トーエンが歩哨をしていると、子鬼が脇から出てきて、食料をくすねようとしている。
トーエン「なんだ~レッドキャップじゃないか~。元気かな。」
子鬼「わーい。金貨だ~。」と握って逃げようとします。
トーエン「なんだ~アリエッティの親族どもか~面倒だな。こんなところで何をしている。」
子鬼「杖を一本取り返してこいってーいわれたんだよねー。」
トーエン「ほう。それは誰から~。」
子鬼「そのあたりに隠れている僧侶から~。」
トーエン「どこに~。」
子鬼「そのあたりの草に隠れているんだってー。」
トーエン「いっぱい?」
子鬼「何人かだよ。」
トーエン「そこが大事。」
子鬼「頼まれただけなんだけどさ~。」
子鬼「俺たち何もしていないんだしー。見逃してくれよ~。」
子鬼「見逃してくれよー。」
子鬼「そうだ~情報をあげたんだしー。何かくれよ~。」
子鬼「なんか~杖ちょうだい~。」

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