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本物

トーエン「根性の世は、失敗。あと百年はまとう。」
絶句する信者達。
トーエン「では~解散。」
呆然とする信者たち。
作業員「部外者がいるぞー。」
トーエン「部外者ではありません。余は、「麗しのレアス」亡き後、四大精霊の暫定英雄の称号を持つものだ。第一卿、第二卿は仕事をしないのでー折檻したら~どこかに行ってしまったわー。」
作業員「第三卿は、ここにはいないよー。おれ達は、上層部じゃない。火の教団だー。」
作業員「水の教団だってーいるよー。」
作業員「我等は、夢見る石を製造しているんだー。忙しいのだー。」
トーエン「え~~~面倒くせーなー。」
作業員「古の技術者や成果は、すべて異教徒の暴虐武人な振る舞いですべて失われてしまった。ほとんどの夢見る石は、もうないのだ。だから~我等で見よう見まねで作らねばならないのだ。」
トーエン「『夢見る石』の製造も中止。」
作業員「それは~もう止められない。」
トーエン「なんでー。」
作業員「もうまもなく完成する。文句を言っていた悪魔も、なんとか、寄進を行いやっと協力してもらえるようになったのでー。あと少しで~完成する。」
トーエン「悪魔ってどこに?」
作業員「穴の中にいるがー。以前に召還した者とは、違う。」
トーエン「何をするのさー。」
作業員「材料の加工かな。」
レッシュ「それってー何?」
作業員「石英だよ。それを高音高圧でギュキュっとやってくれる。
チェルシー「それは~エフートじゃないとー無理だ~。匠の技だー。」
トーエン「そんな人造なものでー用をなさないのではないか?」
作業員「それは、やってみないとーわからんのですよ。」
トーエン「そんなことで精巧なものができるのか?」
作業員「何人かはすでに放りこんでいる。うまくいっている。」
トーエン「へーそうなんだー。」
作業員「悪魔への報酬も払っている。」
トーエン「空から落ちてきていた奴かな。」
作業員「そうそう。」
トーエン「どうやってー飛ばしたの~。」
作業員「ふふーん  ( ̄з ̄) ~ ♪~♪」
トーエン いきなりー杖を取りだす。
作業員「なんでー持っているかなー。」
トーエン「これで飛ばしたんだな。起動呪文は?」
作業員「そんなのー言わないよー。言ったら、こっちまで飛ばされてしまう。」
トーエン「じゃ~これがあるから、大丈夫だ。オーブ オブ シルバリーデス!」
ひれ伏し、頭をたれる信者たち。
トーエン「ひれふせー。」
作業員「なんでーこんな威光も威厳もない奴がもってるんだー。」
トーエン「だから~本物だって言ってるじゃん。英雄がみんながみんな威厳があるなんて、大間違いなのだ。これでわかっただろー。貴方たちには使わないから~。」
レッシュ「起動呪文は?」
トーエン「いくらなんでも~信者に使うわけはないでしょう。起動呪文は?」
悩む信者たち。
トーエン「まだ~あるぞー。銀の角笛~。ふいちゃうぞー。善悪問わず迷惑がかかるぞー。」
エリー「歩く火薬庫。」
トーエン「これだけ持っていて、本物でないわけがないだろー。」

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