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幕間

幕間
「薄々勘づいた奴がいるかもしれぬ。」
「法の結界の外に我等の守備兵を配置したのがまずかったのか?」
「矛盾していますからな。」
「用心に越したことはないと言ったではないか。」
「この状況を利用したい奴が一人いるのも事実。」
「彼らは挙兵を唆している。」
「挙兵し、殲滅旅団を送りこんでくる。」
「それを理由にし、民衆には重税をかし、食料をまきあげ、農夫を兵士として徴兵し、取り上げておる。」
「民の怒りや不満はますばかりだ。」
「その気に乗じて、暗躍しているようだ。」
「それはーずるいですな。」
「漁夫の利が、がっぽりですな。」
「そこは納得するところではあるまいて。」
「嘘の神託だと言ってかき回すことも必要ですぞ。」
10日後 10月19日 ヌルメスの町にて
鄙びた漁村的に町。丘の上には領主の砦がある。
町中をほてほてと歩いていく冒険者達。
人影は皆無だ。
とりあえずー神殿とか祭壇を探してみるが、目立つ建造物はない。
目立つのは、掲示板に「税金が近日あがります。」という領主の案内が書かれているが、落書きは多い。
エリー「人心は荒んでいる~。」
風はヒューーーと流れて、落ち葉がはらはらと待っている。
エリー「寒いー。どうなってのよー。」
海辺には、小型船が何艘あるが、人影はない。
ふらふらしていると、老人がよってくるー。
トーエン「第一村人発見!」
老人「見ない顔だねー。どうした~。ひょっとしてー零圓食堂?すてるモノなんかーないよー。」
エリー「違います。」
レッシュ「日本テレビのものなんですがー。」
エリー「こんなところで惚けないでーください。」
トーエン「法の神殿を探しているんですけどー。」
老人「そんなもんないよー。」
レッシュ「神殿とか祭壇とかないのですかー。」
老人「そういうもんは、砦の中だねー。ここいらにはないぞ。」

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