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神託

チェルシー「神託についてなんですー。」
司祭      「あれは~頭の中で声がしたんじゃ~。」
レッシュ  「幻聴じゃ~ないでしょうねー。」
司祭      「違う。断じて違う。」
チェルシー「神々の聖地が占拠されたー。声がほんとーにしたんですか?」
司祭      「うわー手が真っ赤だーー。」
レッシュ  「高タンパク低カロリーの食事いいぞ。」
トーエン  「まるでー医者だな。」
レッシュ  ぶつぶつと呪文を唱える
司祭      「手のひらが赤くなくなっているー。酒がのみてー。」
チェルシー 酒瓶をぽいぽい窓の外に投げ捨てて叩き割っている。
酒が飛び散る。
司祭      「うっそーーー。」
チェルシー「形あるものは、いつかは壊れるのです。」
司祭      「まじかよー。」
トーエン  「神の言葉は、ほうとうに法の神の言葉だったのでたすか?」
司祭      「我輩の頭の中で響いたのはたしかじゃ~。確かにほうとうじゃ。」
レッシュ  「酒のせいではー。」
トーエン  「ほうとうなのー。」
司祭 大きな矢のオブジェを取り出して、これじゃ~ってな感じで振りかざす。
トーエン  「なんでー貴方が法の神が貴方に伝えのですか?」伝えるのは、予言者じゃないのですか?
司祭      「この界隈では唯一の司祭は、私だから~じゃ~。」
トーエン  「そうか~。」
レッシュ  「他から派遣されてきたですか?」
司祭      「いやいや、我はここにずーーっと住んでおる。他から来たわけじゃない。神が舞い降りたのじゃ。」
レッシュ  「へーそうなんだー。」
司祭      「しかし~我も高齢だしー。我の代でもう終わりかのー。」
レッシュ  「そうしたらーどうなるんですか?」
司祭      「それは、それこそ他からやってくるのでないのかな。民衆が求めれば、そういうことになるだろーて。」
レッシュ  「派遣されてくるだろーと。神託はあったのはー、いつぐらいのことなんですか?」
司祭      「一月半ほど前だったかのー。」
レッシュ  「どんな感じだったのですか?」
司祭      「寝ていたら~頭の中で声がしたのじゃ~。」
レッシュ  「アル中です。」
司祭      「夢の中に神が現れたのじゃ~。一本の槍を携えた神が現れたのじゃ~。それは、法の神しかありえんじゃろー。神々しい姿があったのだ。」
トーエン「ならば、その槍を描いてみなさい。」
司祭「注文が多いな~。槍の穂先が燃え上がっておったのじゃ~。」と地面に棒切れをこすりつけて、描く。
うねうねをと燃え上がる炎を描くのであった。
トーエン「その辺の道具なら~この界隈にごろごろと転がっている。」
冷めた目線のチェルシー。(なんなら~レプリカの槍でもだそうか~。まったくー。)と思っています、
チェルシー「私だけでそんな槍二本もっていますー。」
司祭 絶句
レッシュ「神託があった後、何か変わったことがありませんでした。」
司祭  「いやいや~領主にその話を進言したならば~我らも挙兵せねばなるまいということになったのだ。さらに周辺諸国も挙兵するという話も伝わってきたのだ。それから、若者達が徴兵されて、送り出されていったのだ。」
レッシュ「領主や司祭はいかなかったと~。」
司祭  「若手でやり手の部下が同行していったのだ。爺々が同行しても足手まといなだけだからの~。」
トーエン「そういや~若手5人ぐらいに傭兵なんて一団と会ったねー。」
レッシュ「いたねぇ~。」
司祭  「その後、食料や物資を送らないといけないからと、後から物資を送り届けているはずだよ。」

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