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神託

トーエン、楯や籠手を布でまいて、とえあえず紋様が見えないようにする。
ほてほてと歩いていく。
番兵「何をしにきたのかな?」
館の入り口の扉は、しまっている。
トーエン「張り紙を見てきました~。」
喜んで扉を開けてくれる番兵。
そそくさと進んでいく冒険者達。
トーエン「マラクラが人を送り込んでいたぐらい前ら集めているようだー。」
高めの城壁が周囲を囲んでいる中に建物がいくつかある程度。
強固ではない感じである。幾人かの兵士があちらこちらにいるが、若くもないし、元気でもない。
係が一人やってくる。
係官「おやおや珍しいですねー。はたまた~どうしたことなんですかねー。」
チェルシー「旅の途中に張り紙を見まして、ちょっと興味がありましてー。領主に話を伺いたいなー
ということでーやってきました。拝謁ねがえますかな。」
係官(よそ者の貧乏人ぐらいにしか見ていない。)
じろじろと見ている係官
係官「もう少し人数が揃うまで、市内に逗留して、お待ちいただきたいのだがー。」
トーエン「なんでせも~法の神のご神託があったとかー。」
係官「いかにも~その通りです。我等の聖地を何者かに占拠されたということなのでーを奪回せよということなのです。」
トーエン「あそこってー太陽神か何かだったよなー。」
係官「それが我等の聖地なのです。」
トーエン「そうだっけかー。」
係官「我の神は、君たちのいうところの太陽神かもしれぬがー。それはそれだー。現に各地域から、聖地奪回の派兵が出ていると聞いているのだ。」
トーエン「そのご神託は、誰が受けたのですがー。」
係官「我の司祭だ。」
トーエン「その司祭にお会いしたいのですがー。」
係官「今は、病に臥せっておる。」
トーエン「え~それって何かおかしいー。」
係官「いやいや。神託を受けた後に病にかかったのだ。司祭は皆を集めて、演説を行い派兵を決めたのだからー何ら疚しいところはない。民もその光景を見ているのでおかしいところはない。」
トーエン「へーそうなんだー。」

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