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陥落

トーエン ゲルミアの持っている腕を強引にねじ上げる。
ゲルミア 悲鳴
エリー「それは、ちょっとした拷問。」
レッシュ「早めにいったほうがいいと思うよ。彼は、あーみえても気が短い。」
ゲルミア 悲鳴
さらなる悲鳴がする。
衛兵「城門がもちませーん。」と駆け込んでくる。
チェルシー「人づてに聞いた話なんですけどー。エルフが死んでも、魔法で尋問する方法があるんですってー。」
レッシュ「その方法なら、できます。あります。」
ゲルミア「殺せー。殺せー。」
チェルシー「なんでーそんなに投げやりなんだ。」
ゲルミア「投げやりだ~好きにしろー。」
トーエン「やはり~堕落して、故郷に帰る事すらできなかったんだよ。トレントにペシッとはたかれんだよー。」
ゲルミア(T-T)
レッシュ「そうだったのかな?」
建物の外から、再び爆発音と怒号が彼らの会話を遮ります。
衛兵「城門がもちませーん。」と悲痛な声が響く。
領主「一体何がどうなっておるのじゃ~。」
チェルシー「領主の増税には、我等は賛同しているわけではないのでー状況によっては、助けてもいいんだがーどう?」
ゲルミア「俺のほうが正論だー。」
トーエン「そんなことよりも、さる御方とか、路銀積まれたとか言われて、はいそうですかーと言うわけにはいくまい。しかし、我等は悪を成敗するには、神は評価してくれるだろー。拷問はあかんよ。」
建物の外から、再び爆発音。
広間の扉が吹き飛び、衛兵が飛んできます。
わたわたわたと突入してくる松明を掲げた領民達。
レッシュ「待ちなさい民衆よ。」
蜂起した民「領主を縛り首だ~~~。」
蜂起した民「そうだ~~~。」
領主「なんだい。なんだい。」
司祭「新手の余興ですかなー。」
エリー「どんだけ惚けているんだかー。」
レッシュ「聞こえてないかー。」
蜂起した民「縛ってしまえ~。」
蜂起した民「そうだーそうだー。」
レッシュ「しずまれ~しずまれ~」
トーエン「大地鳴動。」どかんと籠手で地面を叩く。
轟音とともに地面が大きく揺れる。
燭台とか簡単ものは落ちて、ちょっとした小火になったりする。
ちょっとした家具は倒れて、召使が下敷きになったりする。
悲鳴と怒号が響きわたる。

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