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調査

その荷物を運ぶ荷馬車の一団と分かれて、先を急ぐ冒険者達。
翌日
ラスターの町に到着する冒険者達。
あっちこっちに聞いてみるも『人類繁栄の幸福教団』の社を知るものはいない。
荷馬車が通りかかったので、聞いてみるとあっさりわかる。
御者「それは~そこのみちを右に曲がった突き当たりの奥だよ。」
と言われる。
言われたとおりに行ってみると、
しょぼい商店に荷物が山と積まれているような状況。
作業員が荷物の仕分け作業をしている。
チェルシー「ここだけ見ていると真っ当な商いをしているように見える。」
ずかずかと入っていくトーエン。
トーエン「こんちわー。ここって『人類繁栄の幸福教団』?」
作業員「ちがうよー。この店の裏だよー。」
チェルシー「え~~。」
商店の通路を通り抜けて~ずんずん進んでいく冒険者達。
作業員「勝手な通り抜け禁止なんだけどー。」
裏に出ると、納屋のようなちっさな建物。
日本の表札のような小さな看板で『人類繁栄の幸福教団』と書いてある。
ノックしてみるトーエン。
返事はない。
扉をあけて、中に入ってみると部屋の奥には、
(@_@)大きな眼鏡をした、黒い腕抜きをした事務員が伝票を起こしていたりする。
兵站の事務員ような仕事をしているようである。
レッシュ「すいませーん。『人類繁栄の幸福教団』ですか?」
事務員爺「とりあえずー雇われているだけなのでー。なんですかー。発注したりー伝票かいたりーしているだけなんですがー。」
レッシュ「貴方を雇っている人はだれなんですかー。」
事務員爺「ここにはいないんですがー。」
チェルシー「なんて名前の人ですか~。」
事務員爺「この仕事をやってくれと~任されているんだがー。雇っているダンナは、病人なのか、いつも包帯ぐるぐる巻きのカルシアスという御方だ。」
レッシュ「この町の人では?」
事務員爺「いや~滅多にあらわれないよ。」
トーエン「たまに現れて、お金だけおいて帰っていくとー。」
事務員爺「そうそう。それとは別に査察がくるからねー。」
レッシュ「くるんてすかー。」
事務員爺「たまに抜き打ちでくるからねー。前回は一月ほど前にきたかな。伝票は全部チェックするしー。」
トーエン「次はいつくるんですかねー。」
事務員爺「そろそろ来るような感じ。どきどきするねー。」
見ていると乾燥肉10kgなんて発注書を書いていたりする。
トーエン「そのお肉どうするの?」
事務員爺「ここに向かっている兵士の食料だよ。」
チェルシー「人数減りましたよ。」
事務員爺「そんなのーしりませんよ。」
レッシュ「量多く ありませんかー。」
事務員爺「ここまでえっちらおっちら歩いてくるんだしー量も必要だろー。飢え死にしては身も蓋もない。」

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