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結界

呪われた騎士「ここより先に行ってはならぬ。逃げ後れた市民の成れの果てがその穴の底に蠢いている。」
呪われた兵士「全ては、神を呪詛し、神罰を受けた結果なのだ。」
呪われた騎士「彼らは炎の魔人エフリーテの贄となり、死して直、責め苦を受ける。」
呪われた兵士「全ては、背後に隠れし者達の奸計なり。」
呪われた騎士「奸計に嵌まるも、人の弱さなりや。」
呪われた兵士「汝らはここを立ち去るのが必定。」
呪われた騎士「ここより先にすすんでは、ならぬ。」
と呪われた兵士達は、壁となり、隊列を組み行く手を阻む。
仕方がなくその場を離れていく。
レッシュが周囲を見回すと作業員の姿はない。
塔の壁面は、よくよく見ると人間が石化したものではなく、オークやゴブリン達であることに気がつく。
*広域幻術の魔法の効果にすぎなかったということになる。
連れてこられた人々のところに戻って
チェルシー「この町はもう死者の町になっています。速やかにここをでることが必要です。っていうか~。
だから~速やかに出ましょう。」
トーエン「町の入り口を見てくれ~。なんか~妖しい。いつ撤退するかが問題だな。」
すたこらすたこらと走っていくレッシュ
石柱二本の様子をまじまじと見る。
石柱は、周囲を囲むようにある円の一端にすぎず、その周囲の空間は、いま正に閉じようとしている。
*諫早湾の締め切り堤防のように周囲に透明の扉が次から次へと落ちていく。
**結界の表現があまりに物理的表現になっていることは、つっこまないでー

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