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満腹

レッシュ「ダーザの窯を出すから~ピーピー言わない。」
バックパックの中をごそごそやっている。
エリー「え~~そんな名前だったけ?」
レッシュ「ひたすら~オートミールが出てくる鍋なんだけどねー。」
トーエン 石柱に強打するも何も変化はない。とても痛かった。
挟んだワンドは、転がり結界の中に倒れてしまう。
レッシュ「この結界をぶち壊してみよう。」
ぶつぶつと呪文を唱えるとレッシュの聖印が輝き始める。
石柱の間の空間が歪む。
トーエン「この結界、破壊してよかったのか?」
レッシュ「それを確認しないで破壊してしまったが。」
トーエン「簡単に破壊できたから~悪の教団ではなかったのではないのか?」
レッシュ  (;^_^A
トーエン「必死に結界ができないようにしていた努力も立場もない。(T-T)」
エリー「外へ逃げ出さないようにするための結界ではなかったのー。」
トーエン「そうそう。そういうこと」
悲鳴が大きな背後からして、皆々の聴覚を一時的に喪失してしまいます。
闇夜に白く輝く少女達が現れますが、少女はレッシュを避けようとします。
レッシュ「不浄なる者は立ち去れ~。」
少女の半数の姿は見えなくなってしまうが、まだ数人の少女はいる。
少女達は、何事かを叫んでいるが、聞き取ることはできない。
逃がした避難民がばたばたと倒れていきます。
その光景を見るとパニック状態になり、ちりじりなって逃げ出す避難民が二百人。
泡を吹いて倒れている避難民や白髪になって真っ白になって老け込んでしまっている者もいる。
レッシュを避けて、その場を離れていく少女達。霞のような少女達は、消え去っていく。
災厄が通り過ぎた後、難民を確認すると死亡者はいないことが判明する。
エリー「災厄の扉は、開いたままということなのか?それでよいのでしょうか?」
神殿の入り口から、離れて野営地を定め、焚き出しをする冒険者達。
レッシュ「とりあえずー食事だ。鍋をだし~火をくべよ。」
エリー「指図じゃ~なくてーあんたがやらないでーだれがやるんだよー。」
チェルシー「キャンプだー。」
レッシュ「先に寝さしてくれ~。」
エリー「ひっでーなー。」
チェルシー「松明の灯でー散った奴も戻ってくるだろー。」
鍋から粥がどんどん食べたぶんだけ湧いてくる。
お腹が膨れてしまうと難民は、寝てしまう。
レッシュ「被害者は、俺の呪文じゃ~無理だー。」
チェルシー「やはり~カント寺院に連れていかないとー無理ってことですね。」
幕間
「結界をぶち壊した奴がいる。」
「わざわざ逃げやすいようにしてやったのにー。」
「そうそう態々分かりやすくしておいたのにー。」
「幽鬼どもが幾人か逃げ出したようです。」
「またまた犠牲者が出ますな。」
「封じ込め作戦は、また振り出しに戻りましたな。」
「すべてを無かった事にする為にわれらは作業をしているというのにー。」
「我等は、人知れずやってきたおこないがー。」

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