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料理

オースの街中を一軒一軒訪問して、回っている営業マンを見かける。
暑いこの時期に油を売ってまわっているのだが、当然何も相手にされない。
夜の光源としては、やはり高価であることから嫌煙されて当然である。
トーエン その怪しい訪問販売員の襟首をぐいと掴む。
トーエン 「何をやっている。」
訪問販売員「これはこれは、トーエン様 いきなりなんですか~。 (;^_^A」
顔に泥を塗ったゲルミアだったりします。
あえて汚い風情をしていますが、かなり無理をしています。
レッシュ 「なんで~エルフのお前がこんなことをしているんだよ。」
ゲルミア 「生活するためには、お金を稼がないといけないんだよ。この油を売らないと食い上げになっちゃうんだよ。無料の食料配給もなくなっちゃったしー。」
*『人類繁栄の幸福教団』などの偽善団体が撤退しているので、それを当て込んだ貧乏人たちはかなり困っている。
トーエン 「その前に、お前の油って売れたのか?」
ゲルミア 「それがまったくさぱり~売れていない。」
トーエン 「そうか。(にやり)」
ゲルミア 「ぼったくり~と言われて何も売れていないんだなー。」
トーエン 「ならば~全部買い取ろう。」
チェルシー「いくらだ。」
ゲルミア 「金貨10枚でさー。この荷馬車いっぱいあります。」
チェルシー「仕入れ値は?」
ゲルミア 「金貨3枚」
トーエン 「君は、馬鹿なのか~。」
チェルシー「君は商売にむいてないよー。」
トーエン 「誰からその仕事をもらったのかな。」
ゲルミア 「この前会ったひと~なんですけどー。」
樽は12本。
トーエン  そそくさと荷馬車にある油を盾の中の秘密の小部屋に入れていく。
しばらくすると荷馬車の樽はすべてなくなる。
樽は家庭用の一回り小さなサイズである。
レッシュ 「容器は二重構造になっていて、中の容器は木ではなくて陶器だね。
中で黒いものがうごめいている。しかし~動く死体ではないようだな。うねうねしている。」
トーエン 「トライオキシンでないことがわかれば、それで充分だ。」
レッシュ 「魔法生物かなにかだな。目がないしー。うねうねしている。」
マラクラのテントまで、ほてほてと歩いていく。
レッシュ「樽の中身が全部合体するとか~。」
*ブラックプディング
イギリスには、ブラックプディング(ブラッドプディング)と呼ばれる血液の腸詰めがある。
豚の血に、角切りにして茹でた豚の脂身、小麦粉、オートミール、ニンニクなどが材料で、
肉は使わないのがイギリスの伝統的な作り方である。小麦粉などの穀物原料が多く使われるのは、
イギリスのソーセージ一般に共通している。ケーシングには、牛の腸を使う。材料を混ぜて腸に詰めたら、摂氏80度で茹で上げる
のようなモンスターである。

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