« 迷惑 | トップページ | 樽 »

撤収

8月22日
『人類繁栄の幸福教団』の拠点である大テントの気がつくとなくなっている。
教団の人たちの姿はない。
ヴィスター「『人類繁栄の幸福教団』はこの地から撤退したようだよ。一部の信者をつれて出て行ったようです。」
トーエン「どっちに向かったかな。」
ヴィスター「街道沿いに南西に向かったようです。」
トーエン「やはり~本拠地に向かったか。」
レッシュ「マラクラは現れないなー。」
トーエン「なぜこないのだー。」
クーシスト城の屋上でがたがた話をし、煮炊きをしている冒険者。
城門でガタガタもめている業者を見つける。
大きな樽を抱えた業者と番兵と押し問答をしている。
業者「お届けものです。」
番兵「そのようなものは注文していない。」
業者「この伝票にサインをしていただければ、それでいいんがんす。」
そのごたごたに気かついたトーエン。ほかの休憩中のメンバーをたたき起こす。
チェルシー「なんだい。なんだい」
正門へとどかどかやってくる冒険者達
番兵「なにやら、油の入った樽の届け物と言うのだか~。なにやらおかしいのですよ。」
トーエン「これって着払いのもの?」
業者「だから~何度も言って入るではありませんか。お届けものですって~。この伝票にサインをしていただければ、それでいいんがんす。」
番兵「だから~そんなものを頼んだことはないとゆーとるではないかー。」
トーエン「はいはい。わかりました。」
その樽を全部盾の秘密の小部屋の中に放りこむ。
トーエン「では~私がサインをしましょう。」
さらさらと「トーエン 参上 確かに受け取りました。マラクラさんへ。」と殴り書き。
業者も番兵もびっくりです。
チェルシー「送り主は、誰なのですか?」
業者「銀樫の森商会というところです。」
トーエン「銀樫の森?」
レッシュ「それはヴィスターの故郷とかの森だがー。」
エリー「胡散臭い。胡散くさい。」
そそくさと帰っていく業者。

|

« 迷惑 | トップページ | 樽 »

episode-3」カテゴリの記事