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空論

ヴィスター「巨人達がやってきて、ぼこぼこにされて撤退するしかなかったのだ。」
トーエン「とりあえずデマを広げるのはやめてください。冒険者が戻ってこなかったは嘘です。帰ってきたら、誰も居なかったわけですから~。」
ヴィスター「巨人をなんとか~しないと~。」
トーエン「こっちも世界を一つ救ってきたんだぞ。」
ヴィスター「しらないよ~そんなの話。」
トーエン「下手したら~炎の王子がその辺りを闊歩していたかもしれないのだ。」
ヴィスター「巨人は、すごかった。」
トーエン  「巨人ってどれくらいの大きさだよ。こっちとら~100メートルぐらいの巨人が大勢で引いている城をなんとか~しようと思ったが~。」
エリー    「見ているだけでした~。」
トーエン  「消滅の球体をぴゅんぴゅん投げてくるわ~。もうそりゃ~大変で、話にならんで、戻ってきた。」
チェルシー「炎の王子なんて~巨人みたいのもいました。」
レッシュ  「どこの話だっけ~。」
トーエン  「あっちの~アストラル海のかなり向こうの話だよ。天使達がやってきて戦っていた。手伝おうかと思って、近づいたが洒落にならない大きさなので無理!」
エリー    「早々に諦めました。傍観しているだけでした。」
ヴィスター「そこで攻めてきたのは、15メートルぐらいか。奴らは、地面を叩くと大きな地割れが走って、同志達は、次から次へとその割れ目に落ちて言った。そして,誰も帰ってこなかった。」
チェルシー「その者達は、籠手をしていたのですか?」
ヴィスター「それは、禍々しい籠手をしていた。それ以外の巨人は、大きなハンマーをもっていた。それを地面に振るうと地面は鳴動し、大地は打ち震えた。そして、大きな地割れが走り、皆を呑み込んでいった。」
トーエン  「この籠手、しんどい思いをして作ってもらったり、手に入れたわりには、以外とそうでもないのかな?」
エリー    「意外とポピュラーな簡単に手に入るものなの?」
レッシュ  「トーエンの活躍を見て、これは便利な道具ってことになったのでは?」
エリー    「ライセンス生産があっちこっちで始まっているとか。」
チェルシー「その巨人との戦いの結果は?」
ヴィスター「一方的に攻撃されて、敗走するしか術はなかったのだ。」
トーエン  「それはふつーに無理だ。巨人なんかと~戦えないぞ。巨人を倒す方法を考えないと。」
ヴィスター「それよりも~兵站が続かない。それをどうするのか?も考えないと~。」
トーエン  「なんだそりゃ~。」
レッシュ  「食料やらの補給のことだよ。」
トーエン  「それは撤退するしかないです。」
レッシュ  「努力と根性でなんとかしてください。」
ヴィスター「努力と根性じゃ~戦線を維持できないという議論をしていたのだよ。(T-T)」
チェルシー「巨人はこっちに攻めてくる意志があるんですかね。」
レッシュ  「兵站は、それこそ人海戦術しかないでしょう。行く先々に拠点を用意して、その拠点間を結ぶように物資を流していくしかない。経路が長くなればなるほどきっちり拠点を維持していかないと無理なわけだ。」
ヴィスター「そうなのだよ。途中山越えも渡河しないといけない箇所がいくつもある。」
レッシュ「例えば、山地の3kmおきに拠点を設けて、その都度休憩ができるように維持しないといけない。時間がかかるが。」
ヴィスター「ドワーフ族は、そんな面倒なことはいやだ。とか言い出している。長期的な視点からは、その段取りは必要なことなのだが~。エルフとの交渉自体を嫌だと言われてもねー。」
レッシュ「西方の河川を使って、物資を大量に運ぶとかできないのか?」
ヴィスター「西方は、急に治安が悪くなってきているので、安易な手段で物資を運ぶことはできない。すべて略奪されてしまう。」
トーエン「物資は確保されているのか?」
ヴィスター「今、物資をかき集めるべくアタフタやっている。」
レッシュ「え~~~まだそのレベルなの~。(;^_^A」
ヴィスター「だから~大変なんだって言ってるでしょう。最初から~。さらにお願いしていた人もどんどん減っているしー。(T-T)」
レッシュ「今どれだけの人が使えるの?」
ヴィスター「それ以前にこのキャンプは、関係ない有象無象が多すぎる。いいとこ200人かな。」
レッシュ「そんなにいるなら~皆で10kgづつ背負って向かえばよいではないか。」
ヴィスター「それで食べきったら、終わってしまう。前回の二の舞だ。」
チェルシー「私たちで食料問題を解決することはできない。この界隈でマラクラという怪しげな薬を配っている輩を知らないか?」

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