« 破滅を夢見る者 | トップページ | 計画 »

高位の者達

幕間
「神は、彼らの行いを見てこの地をとうに離れてしまった。」
「それは当然のこと。」
「面倒だったのは、別の神の巫女どもだな。」
「大きなお世話という奴か?」
「冒険者の動きは、立てた筋書き通りには動いてはくれぬ。」
「苦労しているわりには、石柱を落としませんでしたな。」
「頑丈すぎて挫けたか?」
「はたまた、バレていたのか?」
「いやいや二重の鎖は、露顕していませんでしたぞ。」
「すべての信者が崩落して、さらに奈落の扉が大きく開くということであったのにー。」
「それも、人の力によって自らあけるということに意味があったのにー。」
「此度の一件にて、幹部が一人と新たな拠点と守備隊を手に入れることができたわけだ。」
「裁きの神は、新たに冒険者の支援に回ったということか。」
「それはかなりやっかいだな。」
「原初の火であるアイミックス様の祭壇としよう。」
「聖なる火の槍は、失われているのでーまたとない厭味としては面白い。」
「呪われた騎士達が護る場所としては、非常によい場所である。」
別の場所では、
「縋りつくものに愛想がつきたわけだがー。」
「幾ら施しをしても、過度の依存では我等とて愛想がつきる。」
「そこに付け入る隙間ができてしまいましたな。」
「汚職、贈賄、強欲の代償が命となったわけだがー。」
「人を助けるのは、人だということだ。」
「騎士達も心が折れてしまいましたな。」
「大僧正も砕けてしまいましたな。」
「バルクの信託統治もやっと終わって、それなりの状態にやっと戻ろうかという時期にこのような事態ではー。」
「一時の混乱もこれにて終息という状況であったのに。」
「再び、劣勢ですな。」

|

« 破滅を夢見る者 | トップページ | 計画 »

episode-2」カテゴリの記事