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交渉

トーエン「何百年も楽しくここにいたなら~我等には早く出て行ってほしいでしょう。」
グルソウ「籠手はきかないぞー。」
レッシュ「籠手だけじゃ~ないんだそー。愛と勇気と....。」
グルソウ「かんでるし、嘘くさいな~。ニヤニヤ( ̄ー ̄)」
トーエン「俺以外は、愛と勇気と正義だな。」
チェルシー「いやいや、愛と勇気と正義とお金です。」
グルソウ「ぐだぐだだな。」
レッシュ「愛と勇気が友達だ~。」
トーエン「戦いたくはないでーなんとか方法はありませんか?」
グルソウ「あの魔方陣は一方通行なので、逆は無理だな。」
トーエン「近くの町へ行く方法を教えてほしいのですよ。」
グルソウ「嫌だ。」
トーエン「ベクナが一仕事してくれとここに送り込んだわけだ。ここで戦うことにはベクナには利があるということだ。だから戦いたくはないということなのですよ。お分かりですか? だから戦わないことがいいわけですよ。」
グルソウ「ならば、その籠手をくれ。このような偽物はいらぬ。」
レッシュ「それは封印がかけてあるのですよ。解かねば効力を発揮することはないのですよ。でも~教えてあげないよー。」
グルソウ「ならば、それをくれるならば、いくらでも黒竜に希望するところまで運ばせよう。」
トーエン「場所さえわかれば、自力で飛んで行くことができると言っているのです。」
グルソウ「ここは、隠れ里だから無理だ。霧が行く手を遮る。」
トーエン「え~~~~~。戦うとベクナの利益になるのでー戦いたくありません。」
グルソウ「ならば、その籠手をくれ。いくらでも黒竜に希望するところまで運ばせよう。」
トーエン「最強の魔法の道具は、この魔法の鉄瓶なんですがー。どうでしょう。」
グルソウ「そんな酒しか出てこない瓶なんか面白くない。」
トーエン「名前がついている魔法の工芸品なんかー。ちょーレアーですよ。すごいと思いますけど。」
レッシュ「戦っても得することはないですよね。」
グルソウ「下々の者達が相手をするであろう。しかし、利益はない。」
レッシュ「損失がでることは望んでいませんよね。」
グルソウ「うむ。しかしー面倒くさいなー。」
トーエン「ここは大人しく返してくれませんか?このままだと戦いになってしまいそうなので....。」
グルソウ「それでは、そちら側が利するのみではないかー。」
チェルシー「いやいや、平穏が守られるのです。」
レッシュ「それは大きいと思います。」
グルソウ「それは対価としては見合わない。ほかに何かないのか?」
トーエン「それでは、寒さ防御の魔法の指輪なんか~どうでしょうか?」
と金の指輪を差し出す。
グルソウ「その程度のものは、足りている。」
トーエン「ならば、使い道に困っている『精神の暗黒ジュースの造り方』というレシピ本なんかどうでしょうか?」
グルソウ「そんな、つまらんものは、いらない。」
トーエン「元素の精霊に変身する魔法の薬なんか~どうでしょう。」
グルソウ「その程度のものは、足りている。」

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