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ところ変わって

青い空の下 強烈な日差しの草地のの中に立っている冒険者が四人。
屋外には、魔方陣が描かれている平地です。
先程まで輝いていた魔方陣には光がなくなっていきます。
チェルシー「ここはーどこですか?」
トーエン「この手の魔法装置は、概ね一方通行だし~。」
レッシュ「まずはここがどこか?ってことだねー。」
エリー「こんな風景はじめてですよー。まったくわからないー。」
遠く南の方角には山脈が見える程度。
雲のない晴天。日差しが厳しいです。
エリー「肌がやけるー。」
レッシュ「下流に行けば、集落があるのでは?」
水の流れる音がするので獣道のような小道が魔方陣から出ているので、その小道に沿ってほてほてと歩いていくと小川が流れている。川幅は数メートル、水深50cmもありません。
レッシュ「ここは海の近くじゃないねー。」
向こう岸を見ると草むらの中から、煙が一筋あがっているのが見える。
ジャブジャブ渡っていく冒険者達。
がやがやと話し声が少し聞こえてくる。
冒険者達が、今まで遭遇したことのある人達とは、服装とはまったく違う。
ひたすら地味な配色で、明るい色のアクセントも皆無。
村人は皆、揃いの革のベストを着て、肌は浅黒く日に焼けた狩猟を生業にしているような感じがする。
しかし、目立つような武器を所持をしているわけではない。
所持しているのは、ナイフと狩猟用の短弓や小型の十字弓程度。
6人が焚き火を囲んで、汁物をすすり、乾燥肉をかぶりつき食事をしている。
チェルシー 先行して、身をかがめて音をたてずに近づき、会話の中身をなんとか聞き出そうと試みる。
トーエン  業と遠くから声をかけて、注意を引こうとする。
トーエン「すいませーん。」
その声を聞いて、立ちあがり、ぼそぼそと呟く村人。
村人「よそ者がいる。一人迫ってきている。声は囮だな。」
その声を聞いて、一斉に他の村人も似たよう動作をする。
村人a「確かによそ者だ。よそ者がいる。」
レッシュ「ここはどこですか?」
トーエン「我等には敵意はない。話しだけでもいいですか?」
一斉に立ち上がり、立ち上がり散開する。
レッシュ「旅の者なのですが、ここはどこなのでしょうか?」
トーエン「近くに大きな町はありませんか?」
村人a「なんだそれ?」
村人b「よそ者、川を越えてはならぬ。」
村人c「そうそう、よそ者は、我等の村に入ることは、まかりならぬ。」
村人b「速やかに引き返すことがよい。」
村人c「我等は拒絶する。それだけのこと。」
レッシュ「今は何年なんですか?」
村人a「なんだそれ?」
トーエン「他には、よそ者がいるんですか?」
チェルシー「ここでは、どの神を信仰しているのですか?」
村人a「なんだそれ?」
村人b「ここには神なんぞはおらぬ。」
チェルシー(;^_^A

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