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失敗

トーエン 何度か同じことを繰り返す。しかし、近隣の広場の座席部分やアルプススタンドのような観客席はすべて木製なので大地に接している箇所が非常にすくないのでトーエンがいくら、信者を地中から脅そうが、信者が逃げ出さない。逃げ出した人数は、35人程度。
トーエンは、魔法の道具で仲間に脅して、信者を追い出す作戦は失敗したことを伝える。
チェルシーとエリーは、空中浮遊をしつつ、そのまま広場の外に出てしまいます。
右の公園に降りるべくふらふらと飛んで行く。
その先には、真っ赤な法衣の一団が待機しています。
見付けるといきなり
チェルシー「炎の王錫よ~。燃え上がれ~。」
チュドーンと爆発する。
真っ赤な法衣の一団は、真っ黒になって崩れ落ちていきます。
その中で一人だけ、、仁王立ちしている禍々しい籠手をしている者が一人。
トーエン  チェルシーの行動を感じて、地中をつきすすむ。
降り立つ周囲には、黒こげの死体が散乱している。
チェルシー「コヤツラこそ、悪の元凶。成敗してくれるわ~。」
繰り出す火の槍 ドスドス。
ラーフ 「あ~魔法が壊れたではないかー。」
*魔法詠唱が横やりでだめになった。
チェルシー 繰り出す火の槍ドスドス。
ラーフ 「大地鳴動。」地面を両手で叩く。
轟音とともに、大地が大きく揺れる。
チェルシー「え~~~~~。」
そのころ
オベリスクから見て右手の方角から、地割れが走っていく。
広場からは阿鼻叫喚の悲鳴があがる。
その地割れに沿って、周囲のあばら家は、音を立てて倒壊していきます。
周囲を取り囲むように高く設置されている観客席の右側が大きく傾き、信者達が滑り台を落ちるようにだらだらと落ちていく。
オベリスクの前に真っ白な法衣を着て、両手を大きく広げて叫ぶ僧侶がいる。
僧侶 「わが名はトーエンなり!」
トーエンの同じような禍々しい籠手をしている。
レッシュ「偽物か~。黙らせないとー。」とアタフタしている。
振り向き、オベリスクに近づくが、格好はそれなりなのだが、おっさんが憎々しげに叫んでいるだけである。
僧侶「ゼハァハァハァハァハァハハ。ニヤニヤ( ̄ー ̄)」
亀裂がオベリスクにまでじわじわと走っていく。
チェルシー「エリー 信者達に逃げるように伝えるのです。」
エリー「承知しました。」必死に町の外に逃げるように伝えようとするも、なかなか悲鳴や轟音が大きくて、伝わらない。
信者達はパニック状態になっている。
会場に入ろうと殺到している信者と逃げ出そうする信者が衝突して、身動きがとれない。
エリー「だめだーこりゃ~。」
ラーフ「これだけではすまぬぞー。ニヤニヤ( ̄ー ̄)」
チェルシー「一体何を企んでいるのだ~。」
近くにころがっている焼死体が何体もゆっくり立ち上がってきます。
チェルシーの前に立ちはだかります。そろりそろりと後退するラーフ。

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