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巫女

ばっさばっさばっさ~。
よたよたと空を飛んでいる中年太りの蝙蝠が一匹。
腹いせに射かけるチェルシー。
矢は当たって、落ちていく。
落ちていく場所に先回りしようとするトーエン。
トーエンには見覚えのおっさんの顔。
ぼったくり領主のクライブです。
岩石のようなものには、まったく気がつかない蝙蝠。
地中から岩石の固まりのような人型が突如立ち上がり、落ちてくる巨大蝙蝠に抱きつき、押しつぶそうとする。
トーエン「それでは、いざ地の底へとまいろうか~。」
そのまま地中へと引きずりこもうとする。
しかし、そうすると霧散してしまいます。
蝙蝠    「うひょうひょうひょ。こりゃ~まいったなー。」
というつぶやきだけが聞こえてきます。
ガレキの山は、景気よく燃え上がっている。
燃料にも引火し、あちらこちらで爆発している。
火災旋風が巻きあがり、周囲のものをどんどん吸い上げて炎を大きく燃え上がっていく。
悲鳴はあちらこちらであがっている。
周辺で、その光景を見て呆然としている信者は声を失う。
トーエン「生きている奴を助けよう。それしかない。」
チェルシー「この先へは行ってはいけない。炎の裁きを受けた者達がいるところだ。」
と説得して、行かせないようにして、冒険者達は、広場の地下におりていく。
そして、真っ黒になりながらひたすら生存者を助けあげる作業をひたすら地道にすることになる。
レッシュ 孤軍奮闘して、15人を必死に助ける
チェルシーとエリーは、ひたすら信者を誘導して、これ以上被害が拡大しないように声をからして説得する。
トーエン 吸血鬼をひたすら探している。しかし、そのうち、魔法がきれてしまう。
レッシュ 夜半まで、孤軍奮闘しているレッシュ。408人をなんとか助け出す
うめき声が聞こえてくれ 冒険者達は助けだす。65人
夜通し救出活動をしていたので、疲労困憊の冒険者達はうずくまっている。
レッシュは、魔法すら使えない。
真っ赤な朝日が冒険者を照らしている。
そこにボロをまとい、目のところには汚い包帯をグルグル巻きにしている盲目の少女が近づいてくる。
少女「貴方は、がんばりましたね。」
レッシュ「はい。そうです。助けることができなかった命は多い。それは地震のせいなんだー。」
少女「石柱を落とさなかったことは正解でした。」
レッシュ「お嬢ちゃんは何者?なぜに石柱を知っている。」
少女「しかし、結果はあまり変わりませんでした。最悪の状況はだけは回避されました。」
レッシュ「それは人間の限界ということで、ご容赦いただきたい。」
少女「あの状況で石柱を落としていれば、さらに酷いことになっていたでしょう。人の力で地獄の扉を開くことが彼らの願いだったわけですから~。」
レッシュ「貴方は何もの?」
少女「闇のエルフの計画は挫かれたようです。数多の人間を奈落に落とすことはできませんでした。この場所を速やかに離れなさい。」
レッシュ「わが神の使いですか?」

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