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通行証

クランツ「神殿にもどろう。儀式の為に~。これから信者がやってくる。席に余裕はない。さー席を確保しておこう。すべては予定通りだー。空を見ろ!」
上空に雲の切れ間から、天空の城の風景が見える。
クランツ「まだまだ信者がやってくる。床を直そう。穴を開けた不届きモノを糾弾する暇はない。さー皆手を動かそう。床を直そう。そして、神を讃えよ。天空の城へ向かおう。道具は教団が与えよう。使われていない店屋から柱を、板を剥ぎ、床材に使おう。時間がない。時間を惜しんで手を動かそう。」
巡礼者達は、司祭達ともに散り散りになって、土産もの屋のテントから材料を簒奪し、床の骨材に回す人々達。
巡礼者は、使われていない建物から材料を剥ぎ、広場の修繕に取りかかる。
地下のデーモンは、落下してきたガレキを積み上げて、日光避けのドームを魔法で積み上げている。
広場に居て、後から落ちてきた巡礼者達は、そのガレキのおかげで、一番奥まで落ちずに、ガレキのドームがにひっかかって、途中でうだうだしている。
巡礼者「ここはいったいどこなのだー。」
*周囲に大々的ではないが、暗黒の呪文がかかっているので暗い。
トーエンは、必死に落ちてきた70人ぐらいを順番に楯の秘密の小部屋に放りこんでいる。
トーエン「なんで~こんなことをしないといけないのだー。」
レッシュは這いつくばって、駆け上がろうとする。
チェルシーは、皆は騙されていると叫んでも雑踏の騒音消されてしまって誰も聞いてくれない。
叫んでもすぐに
クランツの大きな声が「時間が残り少ない。床を直そう。槌と釘と板で直そう。善行は、神の国への通行証となる。 」
という声にかき消されてしまう。
レッシュは、あと少しというところで修理している突き出した床材がネズミ返しように邪魔をするので、仕方なく遠回りをして、なんとか地上に出てくる。
周囲の声を聞き分けて、床を直そうと叫んでいる奴を見付けて駆け寄ろうとするレッシュ。
床があるとわかっている広場の一番奥の神殿の壁づたいに進んでいく。
純白のオベリスクを警護兵が行く手を遮る。
レッシュ 言って駄目なら、なぎ倒して濯いでいく
真っ赤な服装の司祭が二人を凝視している。
レッシュ、トーエン。ぐるっと回ってチェルシーがやってくる。

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