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朝食

翌朝
扉をノックする音
若い給仕係少女「朝食をお持ちしました。」という声。
天蓋の傍らに立っているトーエン。
ワゴンをごろごろと運んでいる。
若い給仕係少女 (*o*)びっくりー
クランツ「驚く必要はない。」
出された食事をがっつくパクパク食べている。ビーフステーキがかなりの量なのだー。がつがつ食っている。
クランツ「うーしんどー。今日は調子が悪い。」
給仕係をさがらせて、二度寝を決め込むクランツ。
クランツ「これは、現実じゃない気のせいだ。うそだー。絶対に違う!もうひと眠りしたらー。いつもの日常にもどってるー。(-_-)」
トーエン「だめです。執務が優先です。」
廊下では、大勢の足音が迫ってきます。
チェルシー「この局面を乗り切らないと明日はないのですよ。」
トーエン「そうしないとー。信者達は犠牲になってしまうのですよ。」
勢いよく扉が開く。
四人がどかどかと入ってくる。彼らは、同じような赤いタバードにしたは甲冑という服装です。
最前衛の二人は、トーエンと同じような禍々しい籠手とブーツをはいています。
トーエン「貴方達に、演技の必要はありませんね。計画を破壊しにきました。」
ラーフ「邪魔者を消しにきました。」
トーエン「なるほどー利害は一致しませんねー。ドロウはどこかな。」
ラーフ「知らぬ。」
トーエン「そんなことは、答えないよね。奴らに与しても利益はないよ。アイツらは、ほんとーにだめだからね。」
サンバラ「君達は、何故に後もう少しで完成するという最後の最後にやってくるのかな。早く出て行ってほしいものですな。」
トーエン「あっ!さてはドロウだな。」
レッシュ「では~第三卿?」
ラーフ「第一卿は、どこに行ったのかねー。」
サンバラ「べルケタートは、落ちたままだが~。」
トーエン「いやいや。ドロウは確実に裏切るから、信用してはならぬぞ。」
サンバラ「そういうことは、君たちに言われたくはないな。」
トーエン「俺達は、裏切ったことはないぞ。」
サンバラ「全てをぶち壊しているだけではないかー。」
トーエン「我等は、世界のこの状態を守っている。」
サンバラ「偽善だな。あるところは、死者だけになった地域もある。すべての元凶は君らではないか?我等の地道にやっている作業をすべてぶち壊していく。」
チェルシー「私たちもこつこつやっています。」
レッシュ「破壊がないと再生もないんだぞー。」
ラーフ「では、何も問題がないではないかー。」
トーエン「祖国を追われ、あちらこちらで出入り禁止になりー。諸悪の根源からもいやな顔をされる。特別に税率もあがるしー。」
レッシュ「こっちも大変なんだー。」
ラーフ(爆笑)
サンバラ「籠手を授けた方は、非常に喜んでいたがね。献上品が多くてありがとうとね。」
トーエン「さては、食料をもっと送れと言われてきたな。」
サンバラ「さーて、それはどうかな。」
トーエン「そんなに送ったら、死神が襲ってくるぞ。」
チェルシー「そんなことは、貴方達にはどうでもいいことなのでしょう。」槍を構える。
レッシュ「利害が一致しない我等に何を求める?」
サンバラ「君たちのこの神殿からの速やかな退場かな。」
ラーフ「主のお気に入りでもあるから。」
トーエン「見ての通り、ドロウは器を捨てて帰ってしまっている。クランツは、元にもどっている。」
サンバラ「役者を代えるだけだな。」
レッシュ 呪文を唱えて、真実を見通そうとする。
二人は動く鉄の彫像に衣装を着せたモノ、二人は高レベル僧侶であることがわかる。
トーエン「ここは光の神殿だ。出て行くのは、そちらのほうだろう。」
チェルシー「お仕置きしちゃうぞー。」
冒険者達は武器を構える。

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