転進
合図のともにロープにつかまり引き上げてもらうチェルシー。
引き上げるトーエン。
状況を説明すると余計に悩む冒険者。
トーエン「ひらめけーひらめけー」
と悩んでも電球はともりません。
頭が光ることもありません。
チェルシー「牢獄を打ち破ってちゃーまずいよ。」
トーエン「石柱はみるからに邪悪。封印が邪悪なら、善なるものが封印されているとか。」
エリー「それって封印なの?」
レッシュ「邪悪なものを邪悪な壁が抑え込んでいるとか。」
トーエン「よくある話だな。さもありなん。」
レッシュ「そんな存在もとから断たないととダメですね。」
と話をしながら、事務所まで戻ってくる。
勢いよく扉を開ける。
タペストリーを飾りつけ、整えている係のノール。
茶褐色の生地に燃え盛る暗黒太陽と取り巻く黒き焔という刺繍が施してある。
なにやらぶつぶつと祈りを唱えている。
トーエン「ブラックさんだ。」
レッシュ「改造されて怪人されちゃうとか。」
エリー「なにかの勘違いっしょ。」
トーエン「四つ月の心臓を出してください。」
係の人「そんなの知りません。なんですか?まったくー。」
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